フィギュア・アーティストやアニメーター、工芸家ら、25人の日本人アーティストが、「NIKE Dunk」からインスピレーションを得て仕上げた独創的な作品を展示するエキジビション、「WHITE DUNK Evolution of an Icon ― 25 Japanese artists take inspiration from innovation」が、ロサンゼルス・ハリウッドにやって来た。以前、Exhibition Reviewで紹介した 「Compound Gallery」「Just Be Complex」のオーナー・KATSUさんが、NIKE Brand社長マーク・パーカー氏の要請を得て実現させたエキジビション。2003年からパリと東京を巡回し、このロサンゼルスで幕を閉じる。
   アート&トイ・コレクターとして知られるパーカー氏は、「Just Be Complex」を訪れては日本人アーティストの作品をよく購入するという。これが縁で、同氏自らKATSUさんに、「何かNIKEの靴を使って面白いことができないか」と相談を持ちかけたのがそもそもの始まり。「それじゃあ、日本人アーティストだけでやってみようと。ディテールにこだわって繊細な仕事をする素晴らしいアーティストたちを選出して、日本の“匠”魂を世界に紹介しようという意図で進めました」とKATSUさんは説明する。「最初は、そんな大規模なショウになる予定ではなかったんですけど、だんだんすごいアート・ピースが出来上がってきて、これはやばいね、みたいな感じで」。
   「Just be」とKATSUさんに惚れこみ、日本人アーティストの才能を深く信じ、NIKE側は「NIKE Dunk」のWhiteを素材としてどーんと提供。もう好き勝手に自由に創造してくれ、と投げた結果が、これまで見たこともないアートとスニーカーの美しきスーパー・コラボの実現となった。前宣伝なしに開催したフランス展の反響は高く、2000人のゲストを招いて開かれたプレ・オープニング・パーティには「有名なキュレイターやクリティークが沢山訪れてくれ、『これ以上のものはできないだろう』という賛辞をもらいました」とKATSUさん。因みにこのフランス展は、およそ7000人を動員した。
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