THE HAPPY
LIONで2月19日から展示されている、マリナ・カッポスさんの展覧会を見に行った。ギャラリー内部を四方囲むように展示された100号大のキャンバスが20点ほど連作として展示されていた。まるで、オランジェリー美術館のモネの水練の部屋を思わすような宇宙を感じた。作家自身の眼に写った光景が様々な角度から織り成され、物語のような流れを思わすようであり、いくつものイメージの重なりが幻想風景のようにも印象付ける。確かなデッサン力に支えられて、安易なリアリズムとは違う絵画の力強さを実感できた作品だ。久しぶりに独自の視点を持って創造している作家の作品を鑑賞できた展覧会であった。 Koji
Ishikawa